2012-02-29 第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
日銀は、去年の四月から十二月まで、日銀貸し出しを五・九兆円減らしました。短期国債、三・一兆円減らしましたよ。つまり、やるやると言いながら、実際はやっていないんだ。 つまり、あなた方が言っていることは、量について、グロスの話をするけれども、償還されたものがどんどんあるということを知りながら、そういうことを言っているんだよ。ネットで伸びなきゃ意味がないんだ。そこがFRBと根本的に違う。
日銀は、去年の四月から十二月まで、日銀貸し出しを五・九兆円減らしました。短期国債、三・一兆円減らしましたよ。つまり、やるやると言いながら、実際はやっていないんだ。 つまり、あなた方が言っていることは、量について、グロスの話をするけれども、償還されたものがどんどんあるということを知りながら、そういうことを言っているんだよ。ネットで伸びなきゃ意味がないんだ。そこがFRBと根本的に違う。
そのころから私どもの方は、平成八年から、原則として金融市場調節には日銀貸し出しでなくて各種のオペを使って金融の市場調節をやっていくという方向に切りかわっておるわけでございます。
しかし、日銀貸し出しというのは、日々の金融市場の調節のほかにも、個別の金融機関等への貸し出しとして実行されることがございまして、先ほど来若干問題になっております特融などにつきましても、公定歩合体系の中でこれを実行してきているという状況にございます。
私の手元にあるのは二月末の数字ですが、もう既に、これらの勘定に対する日銀貸し出し含めて、預金保険機構に対して合計で六・二兆円金が出ています。貸し出しをしております。この後またさらに、恐らく金融健全化勘定の関係で貸し出しが出ていくというふうに思うんですね。 これは、お金の性格から考えて、そう簡単には戻ってこないと思います。健全化勘定の方は戻ってこない。
実際、そういうところが十月、十一月にどれぐらい貸し出しをふやし、日銀貸し出しによる支援をどれぐらい要請してくるかというのは、実は今後の問題でございます。
そういった国家信用の裏づけのある国有化銀行ですから市中から資金を調達できるであろう、また日銀貸し出しも受けられるであろう一そういうことを想定しながらこの経営をやっていくべきものと考えております。
そうなってくると、その部分が、発行額との差というのは大変大きなものがあるわけでございますが、日銀総裁、こちらはまだ日銀貸し出しということはやってはおられないのですよね。 〔委員長退席、石原委員長代理着席〕
○速水参考人 まだ、そういう形での日銀貸し出しというのは長銀には出ておりません。 おっしゃるように、金融債というのは、先ほども十数兆と申しましたけれども、今現にいろいろな取引の担保に使われたり投資家が持っていたり、随分広範に広がっているものでございますから、それをどうやって処理していくかというのはこれまた非常に大きな問題であることは、もう御指摘のとおりでございます。
そして最後に、四番目に、さはさりながら日銀財務の健全性を確保するという言葉がありまして、これは確かに、特融といえども日銀貸し出しは我々が持っている日本銀行券の裏づけになる健全な資産でなきゃいけないわけだから、こういう第四番目の条件が入るのはもっともではあるけれども、しかし今度は、これをきつく言い出すと、さっきの宮沢蔵相ではありませんが、一体何兆円やれるのだろうとか、限度があるじゃないかとかいう話になってくるのですね
さらにもっと言えば、天下りとそれからいわゆる日銀貸し出し、そういうものを交互に活用しながら自己増殖をしていく。それこそ大蔵省と同じような構図をその中に持っている。こういう本当にいいとこ取りなんですね。
それを前提にしながら、なおかつ日銀貸し出しそのものにつきましては、日本銀行の担当部署におきまして、所要資金の規模、使途を刻々と的確に把握しながら実行している、そういう状況でございます。
特に、この吉沢課長、この人に関して問題となっている事柄、そういったものをマスコミ等で情報を得るわけでありますが、中には、例えば考査資料を漏らすとか、日銀貸し出しに関する情報であるとか、市場金利の誘導の情報であるとか、こんなものは絶対に漏らしてはならない情報でありますよ。現在は嫌疑の段階でありますが、もし吉沢課長が漏らしたとすれば、これは絶対に許せない。
逮捕の容疑は、日銀貸し出しでの便宜を図った、あるいは金融調節に関する、そして公開市場操作、オペレーションに関する機密情報を接待の見返りに提供した。もっと驚いたのは、これは容疑ですから今調べておりますが、ライバル銀行の情報、資産内容がどうかとか、あるいは金利方針がどうなっているかとか、これを接待をいただいた銀行に流していた。産業スパイまがいの大変驚くべきことをやっていたわけですね。
そのことがもし実現したとすれば、過度の日銀貸し出しが日本銀行の財務体質の悪化、ひいては国際信用の失墜を招いて、我が国のレンダー・オブ・ザ・ラスト.リゾートがそういう体質に陥れば、これはもう日本経済の崩壊を意味いたしますから、私たちは大変に懸念をしておるわけでございますが、総裁、この辺についての御懸念はいかがでありますか。
過度の日銀貸し出しは、日本銀行の財務体質の悪化、国際信用の失墜を招きかねません。 致命的な問題もあります。預金保険機構が第二の国鉄清算事業団となるおそれです。
通常の貸し出しの中には、これまでは金融調節のために行う貸し出しと、それから何らかの事情によって資金繰りに窮しました個別金融機関に対する一時的な流動性供給を目的とした貸し出しの二種類がございましたが、昨年初め以来、私どもでは金融調節面では原則として日銀貸し出しを用いないような仕組みにいたしておりますので、現在ではこうした貸し出しは主として個別金融機関に対します資金繰り支援のための一時的な流動性の供給に
○参考人(松下康雄君) その前にちょっと申し上げますけれども、この今のような受け側の空気というのも実際におきましてはだんだんと変わっていくものではないかと思いますのは、さっきのお話の中で日銀貸し出しの話がちょっと出ましたけれども、先ほどお答えを申しましたように、金融調節のために貸し出しを手段として用いるということは昨年以来もうやめているわけでございます。
また、これ以外にも日銀貸し出しなどを通じて問題銀行にかなりの金が流れているという指摘もありますが、どうなっているでしょうか。まず、日銀の総裁にお伺いします。
そして二つ目には、金融のグローバリゼーションということで、金融市場あるいは市場ルールというものが緊密化してきたり共通化してきたり国際化してきたという中で、やはり中央銀行の金融政策のあり方というものが、かつての窓口指導とか日銀貸し出しのような銀行向けの量的なコントロールからむしろ短期金融市場でのオペレーション、公開市場操作、そういったものを中心とする形に変化してきておる。
、財務の健全性という点から申しますと、そういう破綻処理を行います場合にも、原則的にはそれは究極的に支払い能力のある、弁済能力のある相手先に対して何らかの破綻処理の方策がきちっとでき上がるまでの間の流動性を一時的に、つまり資金を供給することが原則でございまして、例えばその破綻金融機関の処理の方針が決まりまして、預金保険機構からそこに所要の資金援助が行われるというような場合に、その資金によりまして日銀貸し出し
流動性が一時的に喪失されたときは日本銀行がレンダー・オブ・ラストリゾートとしての日銀貸し出しでつないで信用秩序を維持するわけですが、ソルベンシーを失っているようなところにはずっと貸しておけない。しかし緊急事態だったら、日本銀行はすぐぱっと飛び込んでいって貸さないと信用秩序は乱れますから、ソルベンシーを失った銀行に対してはぱっと飛び込んでいってやります。
通常は、最後には日銀貸し出しをやるということがあるからみんな安心してやっているんだけれども、日銀は銀行をいじめようとしたら、ここで嫌がらせをやる。 実際にこの人が丁銀行という、これはどこか大体わかっていますが、焼き上げたことがあると。準備預金積み立ての期限の当日だというのに丁銀行は二百億円ほど不足していた。そして金融市場はタイトになっていた。これはタイトでないとできませんね。
そのときに日銀は不快感を明確に表明して、一千億円もの日銀貸し出しを引き揚げた事件がありましたね。その後しばらくして日銀は一千億円貸し出しを再開しましたけれども、貸し出し再開の裏には日銀と東海銀行との間で何らかの取引があったと推測されても不思議ではない、極めてわかりにくい、とても疑わしい事件だったと私は記憶しています。